ニューなのはな
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ニューなのはなは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が1997年以降に保有している鉄道車両(電車)で、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種である。
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概要
JR東日本千葉支社では、1986年よりお座敷電車「なのはな」を保有し、団体輸送に使用されてきた。しかし、老朽化に加えて、直流電車であったことから交流電化区間への乗り入れが出来ず、運用に制約があった。
このため、「なのはな」の代替と同時にサービスレベルの向上を主眼として開発された車両である。
車両
いずれの車両も485系電車からの改造で、先頭車がクロ484形とクロ485形、中間車はモロ484形とモロ485形である。各車両の番号は「リゾートエクスプレスゆう」・「宴」・「華」からの続き番号となっている。
- 1号車 クロ484-5(旧サロ481-1506) - 座席48人・座敷32人
- 2号車 モロ484-9(旧モハ484-1076) - 座席56人・座敷28人
- 3号車 モロ485-7(旧クモハ485-1009) - 座席56人・座敷40人
- 4号車 モロ484-8(旧モハ484-1017) - 座席40人・座敷28人
- 5号車 モロ485-6(旧クモハ485-1001) - 座席64人・座敷44人
- 6号車 クロ485-3(旧サロ481-1007) - 座席48人・座敷32人
全車両がグリーン車形式であるが、後述するように座席仕様での運用も可能であり、この場合は普通車扱いとなる。
改造内容
車体は「華」同様の丸味を帯びた車体を新造し、床下機器と走行装置は種車の485系のものをそのまま使用した。車体断面もほぼ「華」と同じ車両限界となっており、PS26-1形集電装置(パンタグラフ)の搭載と集電装置取り付け部分の低屋根化を行なったため、中央東線への入線も可能である。また、信越本線の横川駅〰軽井沢駅間の通過対策(横軽対策)については、同区間の廃止後であることから施工されていない。
正面は「華」同様、緩やかな半径の曲面ガラス1枚という構造としたが、本車両では乗務員室直後は出入台(デッキ)となっており、展望サロンは設置されていない。塗装デザインは車体の上半分が緑系統・下半分が青系統の色とし、緑と青の境界には白い細帯を入れた。正面窓周りは黄色とした。
客室
本車両の最大の特徴は、団体の人数・目的や嗜好に応じて、お座敷と座席の仕様変換が可能な座席構造となっていることである。
座席仕様の場合は固定クロスシート(ボックスシート)となっているが、お座敷として使用する場合はクロスシートの背もたれを分割して倒すことにより、畳の面が現れる。中央の通路はそのままテーブルをセットすることで、深さ380ミリの掘り炬燵構造となる。また、荷物棚は座席使用時を基準に設置高さが決められたため、お座敷利用時には折りたたまれる。各車両には通信カラオケと冷蔵庫が設置されているが、これは座席・お座敷のどちらの状態でも使用可能としている。
2号車と4号車については、パンタグラフ取り付け部分が低屋根構造となっているため、低屋根部分ではお座敷にした場合に十分な天井高さが確保できない。このため、低屋根部分については2号車は固定クロスシート16席分・多目的室とし、4号車はミーティングルームとした。
1号車・3号車・6号車に真空式の洋式便所・洗面所・自動販売機を設置した。4号車にはテレホンカード式自動車用公衆電話が1台設置された。
運用
1997年12月18日に公式試運転を行い、幕張電車区に配置された。1998年2月1日より営業運行を開始、初運用から交流電化線区へ乗り入れた。その後、団体専用列車及び臨時列車を中心に運用されている。
参考文献
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